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どっちがよいですか?

生暖かい南西の風が吹き、冷たい海で冷やされて霧が発生する八丈島・・・。
梅雨の後半と冷水塊のタッグによって霧にむせぶ八丈島空港って感じてす。
南西の風は沖からいろいろなものを八重根に運んできてくれます。流木から流れ藻、ゴミetc。。。

その中には皆さんが見たいと思っているアオミノウミウシからトビウオやシイラの子までと、いろいろなものが入っています。

今回は大量のトビウオの子供たちでした。いやぁ~、いろいろな種類がたくさんいました。これは絶対撮らないとと思ったのは前日のこと。

今日も昨日と同じくらいの流木があったので、トビウオもたくさんいるだろうと思ったら・・・。

まったくいませんでした。なぜ???

さて写真はトビウオの代わりのシイラの子です。バックライト当てたカットとそうでないカット。皆さんはどちらがお好きですか。
ちなみに夜ではありませんが、ホットケバージョンで撮ってみました。

 

 


ちょっと底まで

ちょっと底までは毎度のことで、カメラ片手に普段いかない水深まで下りてます。

シロホシスズメの幼魚とヒマワリスズメの幼魚がたくさん見られますが、今年の傾向はキビレスズメ(仮称)の幼魚がやたらと見られます。
この子たち、早く正式に名前が付くとよいんですがね。
今日のターゲットはツキノワイトヒキベラの幼魚。なるべく小さい子がよいなぁ~と探しているとシロホシスズメの幼魚に混じってアカボシハナゴイのチビちゃんがいたり、タヌキベラの幼魚が目に付く中で、いましたいました、ツキノワイトヒキベラのチビちゃん。

でもなぁ~、もしかしたらハリオイトヒキベラの幼魚かもしんない。とりあえず撮影して、はい今日はおしまいなのでした。

 

 


ビンゴ!

いやぁ~、探してみるもんですね。

久々に興奮ものの子に出会いました。いや、探し出したというのが本当かも。

それがこちら

リュウセイスズメダイの幼魚。しかも2cmくらいの小さな子。

たまたま昨日からボートダイビングで、しかもガイドではなく写真を撮るチャンスができたのです。
それだったらリュウセイスズメダイの幼魚でも探そうっとと思い潜ったら、まぁ成魚はいたけど幼魚は見つからず。

今日も一本だけ写真を撮るチャンスができたので、ポイントを変えて行ってみると、ビンゴ!です。

しかしヒマワリスズメの幼魚たちと一緒に高速移動。やばっ、この水深で手間取るわけにはいきません。と思いながら落ち着かないのはこちらでした。
なんとか撮りましたが、やっぱりもう一度撮りたいですね。

さていつ機会がやって来るのかなぁ~。

ついでにこんなのも撮ってました。こんな風に撮りたかったなぁ~。。


偏食過ぎる食性

ウミウシが好きな人であれば一度はお目にかかりたいアオミノウミウシ。

風任せで旅をするちょっと変わった生活をするウミウシです。だから遭いたい見たいと思っても、風で沿岸の近づかない限り見ることができません。

しかも猛毒のカツオノエボシやカツオノカンムリと一緒にいるので近づくのは危険です。

カツオノエボシの毒に守られて悠々自適に生活しているんですね。

いやいや、実は彼らの食べ物は、この猛毒のクラゲたちなんです。毒の触手をモリモリ食べてしまうのです。

美味しいのでしょうか。どんぱ〇食べている感じですかね。でも食べるのはこの毒クラゲのみ。もの凄い偏食ですね。これで生きていけるんだから凄いです。

写真はそんなカツオノエボシを食べるアオミノウミウシです。ちなみに青と黒の模様のある面はお腹です。だから食べる姿勢は仰向けてことですね。


やって来る時は半端ない

この時期に南西の風が吹いて、ナズマドが正面からの風でも入れるときに行くと、あらまぁ、タイドプールに数百匹はいるんじゃないかと思うほどアオミノウミウシが入っていました。

しかも打ちあがっている子も多いし、カツオノエボシやカツオノカンムリも打ちあがってるし・・・。

今年はアオミノウミウシの当たり年ですね。

ちょいとバケツにすくって撮影です。「ボクのカツオノカンムリ、離すもんか~」って感じで食らいついてましたよ。

まじタンクいらないなぁ~。コウタローどうする??

 


ちょっと物足りない・・・

一昨日まで梵天にいたハナビラウオの幼魚。本当だったらクラゲに着いて旅をするんだけど、なぜか固定されている梵天に着いてしまった。

写真は撮っても撮り易いんだけど、付いてるのはクラゲでなく梵天なので絵になりません。

きょう、梵天の近くで浮遊するとっても素敵なクラゲに出会いました。
ハナビラウオくんがいれば梵天からクラゲに着けてあげたのに残念ですね。
仕方ないのでクラゲだけ撮ってみました。

やっぱこれにハナビラウオが着いてたら絵になっただろうなぁ。
八丈島 ダイビング 水中写真 ブログ


波の華

わーい、シマノハナ撮っちゃった。

と言ったら、それ八丈島の焼酎でしょと言われてしまった。

確かに島の華は八丈島定番の焼酎だ。

ナミノハナだった。ナミノハナ。

しこ名ではないよ。ちゃんとした魚の名前。

多分認知度1%くらい知られていない魚で、これ知ってたらかなりの魚オタクというかマニアックなお方だと思います。

もちろん生態写真なん撮られてないんじゃないかなぁ~と思う。

今年はそのナミノハナがナズマドの浅いところでたくさん群れているのです。

ちゃんと写真撮っていなかったので、今日は狙ってみました。

いい感じで撮れたでしょ。TODAYに出すかいと言ったら、却下されてしまいました。

なので自分のブログに出すことにしました。

トウゴロウイワシ目ナミノハナ科ナミノハナ属ナミノハナ。

覚えてねぇ~♡

八丈島 ダイビング 水中写真


作業中のため海なし

GW前に新しい大型車12乗りの車が来たんだけど、カーナビは付いているは年式は新しいはで、予算内で収まるのか心配です。
まぁとりあえず、いつも車を買う業者が大丈夫と言っているので、車内を防水加工中。
椅子をすべて外して板を張って、フローリングを引いてと作業は大変だけど、これをやっておかないとすぐに錆び錆びのボロボロになってしまうんですよね。
しょうたはこの作業で海なしです。きっとスヌートしに行きたいんだろうなぁ~。

写真は1cmに満たないモンツキベラのチビちゃん。

水温が上がった途端に現れるんだから不思議です。きみは冷水塊中のときは何処にいたんだい?
八丈島 ダイビング 水中写真 ベラ


名無しのスズメダイ

ケヤリバックでキビレスズメの幼魚。

今年はこのキビレスズメの幼魚が大量に群れています。
オスたちもバリバリに婚姻色を出してメスに求愛し産卵しています。

キビレスズメと言っていますが、実はまだ正式に名前が付けられているわけではなく、今のところスズメダイ属の一種となっています。

そのうち正式に記載され名前が付けられると思います。さてどんな名前になるんでしょうかね。


フクロノリの世界

八丈島 ダイビング 水中写真 ウミウシ

潜行するとうねりで舞うフクロノリの世界が広がる。

今年は大繁殖だね。岩からはがれたフクロノリで海底はフクロノリ色に染まる。
そのフクロノリから顔を出すツマジロオコゼ、フクロノリ色となるタコベラ、なんか笑えた。

そんなフクロノリに埋め尽くされたウミコチョウの里にオレンジウミコチョウが現れ始めました。
ウミコチョウの季節が始まりましたね。

写真はブラックホールに落ちそうになるオレンジウミコチョウ。
もはや宇宙すら感じるフクロノリです。