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当たり年

例年だと一回か二回くらいしか見られないちょーレアなアオミノウミウシ。ところが今年は何度流れ着いたことでしょう。あまりによく見られるので、段々普通に見られるウミウシなんじゃないかと思ってしまうほどです。

これだけ見られてしまうと、写真もアオミノウミウシ単独で撮るのは飽きてしまい、アサガオガイと一緒に撮ったりカツオノエボシやカツオノカンムリと一緒に撮ってみたりしています。
でもまだ一緒に撮っていないクラゲがいます。

ギンカクラゲです。このクラゲ添えでアオミノウミウシを撮れば、一アオミノウミウシコレクションはとりあえず終了かな。


偏食過ぎる食性

ウミウシが好きな人であれば一度はお目にかかりたいアオミノウミウシ。

風任せで旅をするちょっと変わった生活をするウミウシです。だから遭いたい見たいと思っても、風で沿岸の近づかない限り見ることができません。

しかも猛毒のカツオノエボシやカツオノカンムリと一緒にいるので近づくのは危険です。

カツオノエボシの毒に守られて悠々自適に生活しているんですね。

いやいや、実は彼らの食べ物は、この猛毒のクラゲたちなんです。毒の触手をモリモリ食べてしまうのです。

美味しいのでしょうか。どんぱ〇食べている感じですかね。でも食べるのはこの毒クラゲのみ。もの凄い偏食ですね。これで生きていけるんだから凄いです。

写真はそんなカツオノエボシを食べるアオミノウミウシです。ちなみに青と黒の模様のある面はお腹です。だから食べる姿勢は仰向けてことですね。


やって来る時は半端ない

この時期に南西の風が吹いて、ナズマドが正面からの風でも入れるときに行くと、あらまぁ、タイドプールに数百匹はいるんじゃないかと思うほどアオミノウミウシが入っていました。

しかも打ちあがっている子も多いし、カツオノエボシやカツオノカンムリも打ちあがってるし・・・。

今年はアオミノウミウシの当たり年ですね。

ちょいとバケツにすくって撮影です。「ボクのカツオノカンムリ、離すもんか~」って感じで食らいついてましたよ。

まじタンクいらないなぁ~。コウタローどうする??