「 2016年05月 」一覧

待ってました

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どうしても撮り直したかったツキベラの幼魚。

八丈島にはたくさんのツキベラは見られるけど、1cmサイズは限られたシーズンしか見られません。

出版するまでに出ないかなぁ~と心待ちにしていましたが、もしかしたら今ある冷水塊で幼魚の出る時期が遅れるかもと心配していました。

でもちゃんと時期になると出るんですねぇ~。1cmサイズのツキベラのちびちゃん。その隣にニシキキュウセンのチビちゃんもいて、仲良く泳いでました。

ちなみな肉眼では両者の特徴なんて見えませんが、なんとなくこちらがツキベラかなという感だけでの識別です。

ファインターを覗くと、ビンゴ!!!です。思う存分撮らせて頂きました。

その帰りに今さらのコガネキュウセンの雌も撮りました。

このコガネキュウセン、写真は持っているんですが、みいさんに「この写真、ひれが向こうに隠れて見えないので撮り直しです。」とダメだしされてしまったのです。

「いいじゃん、これで。自分にはあまいけど人には厳しいので」と言い返したら、横で昇太が笑ってた。。。

はっはっ、昇太にはいつも厳しいもんね。

ってことでコガネキュウセンの雌、横位置でバシッと撮らせていただきました。

写真は合間に撮った一部で流行っているケヤリバックのキツネベラのチビです。

私も撮ってみました。図鑑には出せないかな、やっぱり。。

 


ベラのお絵かき終了!!

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やっとベラのお絵かきが終了しました。

全部で150種。全種ではないけど雄と雌と幼魚も描いたので400枚くらいかな。当分ベラの絵は描きたくないかも。

さて次はブダイに取り掛かります。ブダイは37種類と少なめ。100j枚描けば終わるね。
いよいよ先が見えてきました。なんかちょっと嬉しいかも。

写真はノドグロベラのおちびさん。ナズマドのエントリー口にいる可愛い子です。本当は緑色の子を撮りたかったんだけど、見つかりませんでした。明日もう一度探してみようっと。


湧昇流の珍客

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久々のナズマド。しかも南からのちょー激流だし・・・。

こんな時は、この南潮の影となるアビスで遊ぶしかないと行ってみると。

沖出しの激流によって、冷たい水が底の方から湧き上がっていました。

湧昇流だ~!!!

おそらく水深何百mの水。透明度は50m位のとっても冷たいきれいな水です。

その水に乗って、何やらぎらぎら輝く魚が泳いでました。

トガリムネエソ。

生息場所は、1000~3000mの中深層にいる深海魚です。

多分生態写真はないと思う。体中の発光器が凄かった。

泳いでいる前に手を出したら、かぷって手をかんでくれました。うれしい♪

もう二度と会うことのない一期一会のお魚さんです。