「 2017年01月 」一覧

モアルボアル7

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エメラルドグリーンの兼多さんに「キンセンイシモチ撮りたいんだけどいないかな」とリクエスト。狙いはキンセンイシモチではなく、アカホシキンセンイシモチという種類です。よく似ているのでキンセンイシモチとリクエストした方が確実に見せてもらえると思って。

もちろん、さくって見せてくれました。思った通りザ・キンセンではなく、何か違和感。かといってアカホシキンセンのような尾びれ付け根に赤い斑点ないし。。

そっさく調べてみると英名イエローストライプ・カージナルフィッシュ、学名Ostorhinchus cyanosomaという外国のお方でした。
ところがこの学名「日本の海水魚」では、アカホシキンセンイシモチの学名になっていたので、赤い点はないけどこの子がアカホシキンセンイシモチになるわけです。
まぁ赤い点ではないけれど赤い線の様なものはありますもんね。

でも念のため専門家に聞いてみました。するとアカホシキンセンイシモチの学名はOstorhinchus rubrimaculaで、Ostorhinchus cyanosomaとは別種扱いになっているそうなのです。しかも最近の見解ではこの両種は同種の可能性もあるという意見もあるそうです。

さて、冒頭の写真、REEF FISHの図鑑に載っているOstorhinchus cyanosomaそっくりなのでこれをOstorhinchus cyanosomaとしましょう。

で、こちらをアカホシキンセンイシモチ、Ostorhinchus rubrimaculaだったら面白いんですけど。

但し尾びれに赤い点はありません。この赤い点、常に出ているかどうかは不明です。出たり消えたりしているのかも知れません。
う~ん、調べたい・・・。やはりまたセブに行かないとダメかも。

そうだ。今セブに行っている昇太に任せることにしよう!

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こちらはその幼魚。やっぱり赤い点はありません。Ostorhinchus cyanosomaなのかなぁ~。。

あっ!蟲くん発見!!

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モアルボアル6

モアルボアルでチョウチョウウオと言ったらハシナガチョウチョウウオ。

かなりの個体数がいるようで、シルト状の砂が積もるようなドロップオフではごく普通に見られた。

なんと幸せなことだろう♪

このような環境を好むチョウチョウウオは、他にもいます。

まずはタキゲンロクダイ。八丈島の個体よりも小ぶりだけど、こちらも普通に見られます。

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お次はTWO-EYED CORALFISH。

タキゲンロクダイの外国人だね。日本でも記録はあるようだけど、まだ和名は付けられてません。

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もう一種はキスジゲンロクダイ。三種類の中では個体数は少なかったけど、探せば簡単に見つかりました。

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タキゲンロクダイ属の三種が手軽に見られるのもモアルボアルだね。

これでゲンロクダイがいたら凄いんだけど、ほぼ日本固有種的なチョウチョウウオなんで無理かな。

そうそう、このゲンロクダイ、ちょっと前まではタキゲンロクダイ属に入っていたんですが、最近の見解はゲンロクダイ属と別種扱いななったようです。


モアルボアル5

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トマリヒイロテンジクダイ。もちろんモアルボアルにも生息しているはず。しかもここだったら普通に見られると思われるので撮り放題かも、と期待を膨らませ潜りました。
潮通しのよい穴を覗くと、あらトマリヒイロ、ここにも、あちらにも、思った通り大小様々な個体がたくさん見られました。

が・・・、ライトを照らし撮り始めようとするとすぐに暗がりの奥の方へ隠れてしまいます。

結果、撮ることはできても、すべて頭が向こうに向いてしまうダメダメカットばかりとなってしまうのです。

もしかして日中で撮るのは無理ってことかな。いや、絶対に撮ってやるぅぅぅ~。

少し意地になってしまい、終いには穴の奥の奥の方に入って撮っていたのでした。もちろん満足のいくカットは撮れたのですが、気が付くとUターンもできない穴にいたのです。

さてどうしましょうか。笑

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最初の子は雌で、こちらは雄です。


モアルボアル4

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オカメブダイの雌。

もう騙されません。黒くなったり縞を出したり、見ている目の前でくるくる色を変えたってキミがオカメブダイの雌であることはわかっています。

日本ではちょー珍しいブダイで、どちらかというとセブでたくさん見かけることだって知っています。

でもどんなにたくさんいても、キミたちの愛想のない性格では誰も見てくれません。

心改めなさい!!

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で、こちらは雄ね♪


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写真はトリカラーパロットフィッシュの雌。もちろん日本にいないブダイくんである。

モアルボアルでも普通に見られました。ブダイを見るとついついファインダーを向けてしまいます。もちろん雌を押さえれば、雄にもファインダーを向けます。

これブダイを撮るときの礼儀です。。

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トリカラーパロットフィッシュの雄。雌の色彩とは極端に異なり青くてきれいですねぇ~。

あれ、でもこの配色ってイチモンジブダイの雄そっくりです。これだけ似てしまうと見分けつかないかも知れませんが、たまにはこんなブダイたちも見てやってください。

多分軽くあしらわれると思いますが。。。あはっ!


モアルボアル2

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エメラルドグリーンダイビングセンター前のハウスリーフには、何万匹ものイワシの仲間(ミズン)が群れ、雲のように群れています。

このイワシの群れの下に入ると真っ暗になるほどの密度、群れの形が不規則に変化する様は圧巻のひと言。ワイドで撮ったら楽しそうだなぁ~と思います。

しかもこのイワシの群れを定期的に捕食するニタリが出現、捕食中のニタリはダイバーを無視し至近距離までやって来るそうなのです。もちろん雑誌などで度々紹介されています。なので、ここではもう一つのモアルボアルを紹介しますね。

写真はハシナガチョウチョウウオです。このハウスリーフには3ペアと1匹、計7匹もの個体が見られます。

今までどこに行っても見られなかったし、この地域にいるといった情報もなかったので、もしかしてモアルボアルはハシナガチョウチョウウオの多く見られる場所なのかも知れません。

サンゴ礁では見られない、潮通しのよいドロップオフの、ちょっと内湾風のシルト状の砂が堆積する環境は、彼らの好む環境なのかも知れません。かっこいいチョウチョウウオですねぇ~。

チョウチョウウオが好きな方にとっては、たまらない場所でもあります。


モアルボアル1

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セブ島モアルボアルに行ってきました。お世話になったショップさんは、エメラルドグリーンダイビングセンターです。

オーナーのけんたさんとあさみちゃんにガイドしてもらいました。私の無理な要望も気軽に答えてくれて、しかも的確に見せてくれます。やっぱり魚に詳しいガイドさんだと、その海が良さが際立ちますね。

今回のお題はテンジクダイとチョウチョウウオ。まぁやっぱりフィリピンですわ。いろいろいますねぇ~。撮影枚数は三日間、10ダイブで1,300枚くらいかな。その整理がちょっと気が遠くなってしまうかな。その一部を数回に分けて紹介します。

写真はクロヘリイトヒキベラの雄同士の縄張り争いのカットです。おいおい、テンジクダイとチョウチョウウオじゃないのかと、突っ込まれそうですが、ベラだし、目の前で二匹がくるくる回って喧嘩するものだから、つい反応して撮ってしまうのです。

でも新しい60mmマクロにマニュアルギアが付いていないもんで、オートフォーカスでの撮影が大変でした。

行く前に買いに行ったのに、○本さん、忘れちゃうもんだから買えませんでした。今度買うから仕入れといてね。。


久々に覗いてみたら

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先週ある方から、これはコガネスズメの稚魚で間違いないかという問い合わせがあったので、久々にストックのコガネスズメダイフォルダーを覗いてみました。
このフォルダーひとつで、どれだけのコガネスズメの写真が入っているんだろうと思うくらいの量です。

自分ながら感心して見ていたら、あらら見つけちゃいました、キビレスズメダイ(仮称)の稚魚の写真を。
撮影当時はきっとコガネスズメの稚魚だと思ったんでしょうね。今は騙されません。この一連の写真たちはキビレスズメダイのフォルダーに移動です。
ところでこのキビレスズメダイ、そろそろ和名が付いても良さそうです。早く正式な和名が付いてほしいですね。


モデルがやって来た

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ハナミノカサゴ撮っていたら、ご近所のスタッフのメ〇が入って来た。
こりゃシャッターチャンスとばかりに撮影。ちゃんとポーズもとっちゃってくれちゃって。。よしよし♪

でも上がると、「モデルになってやった!」と偉そうな一言。水中では可愛いのにね。

 


2017年 元日

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shishi正月あけまして おめでとうございます

今年は酉年、年男、還暦を迎えます。
そんなに年を取ったようには感じないのですが、年は平等に積み重ねたようです。

過去の遺物と言われないように、今年もガイド業に専念したいと思います。

なので皆さん付き合ってくださいね。

今年もよろしくお願いします。