「 海は神秘的だ 」一覧

TGを使ってみる

長年コンデジはキャノンのS100を使っていたけど、ハウジングが大分傷んできて水没気味。
まぁオーバーホールに出せばよいのだが、この際だからTGを使ってみよう思い立ったのである。

まずはTG4から。

まぁ撮れるは撮れるんだけど、条件によってはなかなか適正の露出を求めてくれないこともあるんだな。

とりあえずしばらくはいろいろと試してみようと!
それにしてもマクロ撮影はずば抜けてよいかも。

 


眼のトレーニング

連休は海は大荒れで、湾内の神湊のみとなる。

透明度5m、最大水深6m、水底はドロドロの泥質帯。

八丈島の海とは思えない環境である。

でもここは、羊のようなウミウシの宝庫である。

一体どれだけいるのであろうか。テングモウミウシ、ネオンモウミウシ、クサイロモウミウシ、ウサギモウミウシ。

一か所に30匹くらい集まっているところもあるほど沢山の羊くんが見られる。

とは言っても2mmから大きくても8mmくらいかな。もちろんその大きさなので肉眼で種の確認は無理だね。
眼のトレーニングにはよいかも。。


謎のウミウシ

今日は某コンカラーの梅が見つけたミノウミウシを撮りに行ってきました。
キクメイシ科のサンゴを食べ、その場所にタマゴまで産み付けられていた。

何だろうこのミノウミウシ。イボオギミノウミウシ属と思われますが種がわからない。

多分名前ないんだろうなぁ~。

八丈島で独立を考えているダイバーはこちら


座間味と屋久島のイトヒキベラ

座間味と屋久島へ、イトヒキベラの調査に行ってきました。

兼ねてから本州沿岸や八丈島で見られるイトヒキベラと屋久島以南からフィリピンで見られるイトヒキベラは別種で、しかも三種類に分けられるのではと思っているのです。

もちろん三種類に分けられるであろう写真をたくさん見ているのですが、オスの情報ばかりだったのでいまいち確証は持てませんでした。

やっぱり写真だけではなく、自分の目で確認し写真を撮ってみないと進まないなと思い、一種は八丈島で調べているので、残り二種類のいる地域に足を運ぶことにしたのです。

前回はフィリピンで調査。今回は座間味と屋久島です。
やはり自分の目で確認する一番ですね。

今回の調査ですべてが分かったわけではないですが、とりあえず8割方解明できたかもです。

後の2割はセブ島かインドネシアに行かないとわからないですね。

まぁまた楽しみが増えたってことでよしとします。

写真は屋久島で撮った第二のイトヒキベラ。これはほぼ解明できたね。

続きはFacebookのイトヒキベラグループで報告します。


奇跡の1枚

座間味と屋久島で撮ったイトヒキベラをたくさん撮り過ぎて、編集で疲れ切ってしまった・・・。半分くらい終わったけど続きは明日ですね。

写真は屋久島で撮ったスミツキオグロベラとアオスジオグロベラのオスたち。

アオスジオグロベラを撮ろうとしてたら、なんかアオスジも乱入してしまい、4匹すべてにピントが合ってしまった。奇跡のシャッターチャンスだったね。


新種記載、その名は

もう18年になるだろうか。初めて八丈島でピグミーシーホース(学名Hippocampus bargabanti)を見つけ、八丈島にもいたんだねぇ~と喜んだのは。

その後各地域でこのピグミーシーホースが見つかり、この年は正にピグミーシーホースの話題で盛り上がったものです。

それと同じ時期にもう1種のピグミーシーホースがいました。こちらも八丈島を中心に見られた種類ですが、日本でしか確認できなかったので、ジャパニーズピグミーシーホースと呼んでいましたが、ちょっと長ったらしいのでジャパピグと略して呼ぶようになりました。

もちろん和名もなければ学名もありません。タツノオトシゴ属の1種、つまり未記載種です。

そのジャパピグが初めて図鑑で紹介されたのが「Seahorses,Pipefishes and Their Relatives」Rudie H.Kuiter著、という洋書です。

そして今年の春、正式に名前を付けたいという依頼があり、喜んで協力したました。でも一つの条件を付けましたが。

それは和名の頭に八丈島を入れることです。

論文はZooKeysから発表されました。学者さんはGraham Short, Richard Smith, Hiroyuki Motomura, David Harasti, Healy Hamiltonです。

そして和名はハチジョウタツです。頭にちゃんと八丈島が付いてますねぇ~。。

驚くのは学名。Hippocampus japapigu

種小名がなんとジャパビグなんです。学名も素敵♡♡♡

皆さん、このタツノオトシゴを見たら、ハチジョウタツでもジャパピグでもよいんで呼んであげてくださいね。

さて今度は、ピグミーシーホース(学名Hippocampus bargabanti)の方に和名が付く番かな?


悲劇のタコくん

最近のナズマドは、水中でザトウクジラに会える可能性があるので、ナズマドが凪たら行くべし。

今日は午前中に通ったようで、午後は遠くに響く声だけ・・・。

仕方ないのでタコくんの喧嘩見て遊んでました。

交接中のタコくんとタコちゃんに、大きなタコくんがやって来て、バシッ!バシッ!とタコくんを叩き、そのままタコちゃんを奪っていきました。

叩かれたタコくん、少し離れたところで固まってその様子を眺めるだけ。

かわいちょ!


初記録ではあるけれど

ヒメジの仲間の中で、唯一八丈島で見たことがなかったフタスジヒメジ。

ついに出ちゃった!もちろん5cmくらいの幼魚だけどね。

これで八丈島で全種のヒメジの仲間を確認することができて大満足でした。

しかし八丈島初記録だけど北限記録にはなりません。本種は柏島でも伊豆半島でも見つかっているので。

これはこれでなんか悔しい。。


久々に撮ったどぉ~!!

2本ガイドして「3本目行きますか?」って聞いたら「到着日なので2本でやめときます」という○○○い返事。
宿に送ってそのままテンスくんのところへ。。

感無量。。。2か月ぶりの一眼でしたが、思いっきりシャッター切らしていただきました。

実はテンスくんを見つけた日に、多分ハゲヒラベラの幼魚じゃないかなぁ~と思った子も見つけていましたが、テンスくんの発見で舞い上がり、この子の事をすっかり忘れてました。

本当だったらこちらも凄い発見なんだけどね。

ハゲヒラベラの幼魚、もちろん八丈島で初めて見ました。

さて問題です。○○○な部分はどんな言葉が入るでしょう。


謎が解明されても

まさかテンスの幼魚が出るとは思わなかった・・・。

テンスは伊豆半島で稀に見られるベラの仲間です。ベラ&ブタイのガイドブックを作るときに写真が集まらず難航した種類です。
それでも最強の協力者のおかげで何とか4枚載せることができましたが、5cm以下の幼魚の写真はなく、そのステージがどんな色彩なのか謎のままで終わってしまったのでした。

そもそもテンス属の幼魚は解明されていない種が多く、その中でもテンスだけは八丈島で出る可能性が低く、ましてや幼魚なんてまず無理と思っていたのでした。

ところが出ちゃいました。しかも2cmサイズの極小幼魚。。

こんな色しているんですねぇ~。感動し過ぎてひっくり返りそうです。

でも、テンスの幼魚出たーーー!!! とみんなに言ったんですが、だれもその感動は伝わりませんでした。悲しい・・・。どーらさーん!!

いいもん! 明日一眼持ってバッチリ撮って自己満足してやるから。