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引きはまだまだ

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デジイチでマクロ撮影。

今日のお題はチョウチョウウオの仲間たち。ユウゼンの若魚から始まり、ゴマ、ミゾレ、カガミ、フエヤッコ、ハタタテダイ、ツキチョウと、八丈島で普通に見られる種を中心に撮ってきました。

それなりに撮れるんですけど、しばらく撮影していないとダメダメ写真がたくさん撮れます。うーん、困ったものだ。

そんな中で見つけた写真の子。

カガミチョウチョウウオとアミメチョウチョウウオのハイブリッド個体と思われるが、尾びれがかえってしまって残念な写真となってしまった。

腕は落ちたが、チョウチョウウオのお題でハイブリッドを見つけてしまうんだから、引きが強いのは健在のようだ。


ちょっとヤバい

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デジイチ(デジタル一眼)の撮影って、もしかしてしばらくやっていないかも。。

ちょっと撮りたいものがあったので、久々に持っていったら・・・、やばっ・・・、ピントが合わせられない・・・、そもそもカメラの取り扱いも忘れてる・・・、プレビューモードってなんだ???、どこのボタン押してしまったのか???、解除できないぞ・・・、なので全然撮れない・・・。

はっはっはっ・・・、とこんな具合で終わったのさ。なので明日も持っていこうっと。

写真は、二本目に撮ったカシワハナダイ。うーん、納得いかない、画像処理でなんとかなったけど、元画像はダメダメだぁ~。。

 

 


ちょっとパヤオに行ってきました

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写真は1mくらいのシイラです。
このシイラたちが、目の前をバンバン通り過ぎるのです。
こんな外洋性の表層を泳ぐ種類、そう簡単に見られるものではありません。

う~ん、一眼持っていけばよかった・・・。

で、どこだと思いますか。八丈近海ですよ。パヤオってところ。。
パヤオって何と思うでしょ。

パヤオは、八丈小島から7マイル沖の水深400mの場所にある大きな浮き漁礁のことを言います。

写真はこちら。

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大きいでしょう。この浮き漁礁は一本のロープで400mの水底に固定されています。
このパヤオのおかげで多くの魚たちが集まり、カツオやマグロたちがこの周りでグルグル回っています。

だから、この周りだけいつもカツオやマグロが安定して釣れるいい漁場となっているのです。

今回ちょっとした調査で潜ってきましたが、ダイビングポイントではありません。

そもそも流れが凄いところなので滅多に潜ることはできないんですけどね。

ちなみに、シイラの他にカツオの大群もいたし、アミモンガラの成魚なんて見られ、ちょー感動してしまった。

また行ってみたいなぁ~。カジキとか外洋性のサメなんかも見られそうな雰囲気でしたよ。

 


analisという学名

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以前からヒマワリスズメダイにそっくりな別種ではないかというスズメダイがいます。

私の出版している「スズメダイ」の図鑑では、便宜上ヒマワリスズメダイのタイプ2で載せています。

フィリピンやインドネシアではよく見られる種類ですが、日本でも西表島などで確認されています。

そのヒマワリスズメダイのタイプ2が、ついに別種になりました。和名タンポポスズメダイ、学名はChromis analisです。
あらら、学名のChromis analisってヒマワリスズメダイに付いていた学名です。ということはヒマワリスズメには新たな学名Chromis xouthosが付けられたのでした。

考えてみれば、このChromis analisという学名、当初はコガネスズメダイに付いていました。

つまりこの時はコガネもヒマワリもタンポポの三種は、一種類とされていてChromis analisと付けられていたのでした。
異議申し立てあり!!と叫んでいても専門家でもないただの素人です。相手にもされてませんでしたが、あきらめずに叫んでみるもんです。

コガネスズメダイはChromis albicaudaという学名となり、ヒマワリスズメダイにanalisが移動。
そしてタンポポスズメダイが新種記載されるとまたまたanalisが移動。
これでやっと、analisという学名がやっと落ち着いたのでした。

識別方法は簡単です。ヒマワリスズメダイは、背鰭先端が赤ぼっいこと。タンポポスズメダイは、背鰭先端が赤くないこと。
幼魚のマワリスズメダイは、体色も背びれも尾びれも黄色いのですが、タンポポスズメダイは、体色はうぐいす色で、背びれと尾びれの黄色がよく目立つことで識別は容易です。

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玉手箱

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水温28℃、透明度40m、探す苦労などなくなんでも見つかってしまう魅惑の玉手箱。

やっぱり黒潮ってよいですね。

これで台風さえなかったら最高なんだけど、台風が来なかったら来なかったで体も耳も持たないんだけど。

どちらがよいのかよくわからない状況となっている次第です。

写真はナズマドエントリー口を輝かせているキビナゴの群れです。コンテジでパチリ!

そういえば最近一眼使っていないなぁ~。。。


ベラ・ブダイ図鑑の記念

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8月5日に出版されるベラ・ブダイ図鑑。その本の中トビラでベラとブダイのイラストを載せているんだけど、せっかくなのでそのイラストを使ってマウスパットを作ってみました。

どうですか。なかなかよい記念となるでしょ。このデザインでTシャツも作っているんだ。

本が届くのが早いか、Tシャツが届くのが早いか。ちょっと楽しみです。


黒潮がやって来た!!

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水温29℃、透明度40m、ついに、ついに、、黒潮がやって来た。

まだまだ完全に覆われていませんが、もう十分なくらいベストコンディションです♪

おかげでナズマドは、連日午前中だけ激流です。激流好きな私と常連のゲストさん。午前中誰もいないナズマドでプライベートビーチと化したナズマドを堪能できました。

写真は、潮の陰でノコギリハギのおチビちゃんと戯れる常連ゲストさんです。

彼女の笑みが、今のナズマドを物語っています。

 


海の日連休

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まだ梅雨明けはしていないけれど、八丈島の日差しは強く、いよいよ夏本番です。

黒潮はあと一息という感じですが、もうドライとはおさらばな水温となり、海の中は様々な幼魚たちが増えてきました。

特に最近までベラとブダイの編集作業をやっていたせいか、やたらベラとブダイたちのおチビが目に付き、ロウガンズのくせに、1cmサイズのちびでも、何となく何の種類かがわかってしまうから不思議です。

写真は、底土のミカヅキツバメウオ?の幼魚です。夏の高水温時にお目見えするかわいい奴なんです。

夏ですねぇ~。。


今日は当たったのかも~

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よーし、今日はニタリとハンマーだぁ~!! と勇んで行ったんだけど、そんなにあまくはありません。

巨大ヒレナガカンパチと200K級のクエは見られたのですが、肝心のニタリもハンマーも来ませんでした。

う~ん、気を取り直して二本目も狙ってみましたが、さていつもの場所に行くか、それとも違う場所に行くか。悩んだ挙句いつもの場所へ向かうことにしました。

これがビンゴ!巨大ハンマーヘッド登場!!

まぁでも魅せたんではなく、なんか当たったって感じかな。

写真は、トビウオっ子。今風表のナズマドに流れ藻やゴミが大量に流れつくのですが、その中はトビウオの子各種、シイラの子、カワハギの子、コトヒキの子、イシダイの子など、まぁたくさんの幼魚たちが入っているんですよね。

流れ藻とゴミの中は、宝石箱や~!

 


見たんじゃない、魅せたんだ!

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ニタリが見たいとこの冷水塊に合わせてやってきた。

昨日はナメモンガラを動画で撮影していたら、その横にハンマーが通過したそうな。

なので今日はニタリを狙いましょうと、勇んで二の根でニタリを待とうと思ったら、着く直前で出ちまいました。ゲストはまだ後ろの方・・・。

二の根でニタリが出ている時は、きっと例の場所でもいるはず。しかもその場所のニタリはデカいし、寄れる子でもあるのです。
その根に着く前に出ちゃいました。あらら、またまたゲスト見れない。いやいや、奴は岸に向かって泳いで行ったので、ここで待っていれば必ずこの場所を通るはずと待っていると。

ビンゴ! 我々の前を通り沖へ向かって泳いで行きました。ならば、今度は沖の高い根で待てばもう一度来るはずと移動して待っていると。

ビンゴ!ビンゴ!

ペアでやって来て、一匹は至近距離で上を通過していきました。最後に根を離れて帰る途中、頭上を通ったニタリが再びやってきてバイバイしてました。ちょっと当たりすぎですね。

で、はやりのガイドのお言葉を一発。

見たんじゃない、魅せたんだ!