「 八丈島 」一覧

2018年が始まりました

あけましておめでとうございます。

レグルスから年賀状が来ないと思った皆さん、ご心配なく、今年から年賀状でご挨拶を止めることにしたので皆さんに送りませんでした。

レグルスに送ってしまった皆さん、すいませんでした。もちろん送ってくださった方には返信致します。
止めた理由は、SESやブログなどで挨拶できるし、そろそろ止めてもいいかな~と思ったからです。

年賀状が届かなくたって、レグルスはこれからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。

それと今年から新スタッフが来る予定です。できればもう一人募集していますので、興味のある方、将来独立したい方は連絡ください。→こちら

写真は八丈島で見られるフチドリハナダイです。昨日ナズマドに入れたので撮ってきました。

以前から思っていたのですが、パラオなどで見られるフチドリハナダイとはまったく色彩が違うのです。

本当に同種なんですかね。誰も言わないんで言っちゃいます。

どう考えたって別種でしょ!

八丈島のフチドリハナダイの雄

パラオのフチドリハナダイの雄


旅立ち

5年間勤めていたスタッフのしょうたが旅立っていきました。

沖縄本島で来年の春に独立し、自分のお店「ゴリラハウス」というショップをオープンします。

しょうたは、スローでのんびり屋の性格なので、独立できるのか心配していたけど、どうやら自分の目指す方向性が定まったようです。

多分その方向性は斬新でよいかも。とにかく出る杭が折られないほど太く長く伸びて、ぶいぶい行って欲しいと願う。
皆さん、もしよかったら沖縄本島のしょうたのところに遊びに行ってください。
スヌートハラスメントから浮遊系ダイビング、一味違ったダイビングが楽しめると思います。

ちなみにしょうたの車の助手席には大きな大きなゴリラのぬいぐるみが座っています。

さて今年もあと少し。皆さんよいお年をお迎えください。

 


スズメダイは可愛いわ

キオビスズメダイは過去に一度だけ乙千代ヶ浜のタイドプールに現れました。

その時の大きさは2.5cmくらい。

そのキオビスズメダイが、今回は末吉のタイドプールに複数の個体が現れたのです。

大きさみんな3cm以下の可愛い子ばかり。

末吉はレグルスから車で30分も走る島の南側にあります。でもこのキオビスズメダイを撮れるのであれば、遠くてもルンルン気分で行けます。
写真は複数個体の中で一番小さい子、大きさは1.5cmくらいかな。

ちょー可愛いんですけど。

強い冬型で冷たい風か吹き荒れてましたが、今日は気分よく大満足です♪


驚異の黒潮

フチドリハナダイをワイドで撮りにちょっと底まで。。

が、今日は全然集まっていなかったのでまったく撮れませんでした。

それにしてもここの水深ありえない深さなのに、水面から降り注ぐ太陽が撮れちゃっています。

50m以上はあったかな。どんだけ透明度いいんだろね。

黒潮って本当に凄いわ。。


ナズマドは今日まで

南西の風が吹いて時化る前に、急いでナズマドへ。

狙うはザトウクジラ。幸先よく水中で響くホエールサング。

まずはちょっと深場でマクロ撮影し、沖の二の根の上で減圧停止を兼ねてクジラ待ちです。
巨大なハンマーヘッドが通ったら巨大なアオリイカの群れが通過するもののお目当ての輩は来ませんでした。チャンチャン。。

写真は1.5cmサイズのシボリキンチャクフグかアラレキンチャクフグ。この二種、小さいとどっちなのか分からなくなってしまった。
まぁいいかな、キレイだから。。


悲劇のタコくん

最近のナズマドは、水中でザトウクジラに会える可能性があるので、ナズマドが凪たら行くべし。

今日は午前中に通ったようで、午後は遠くに響く声だけ・・・。

仕方ないのでタコくんの喧嘩見て遊んでました。

交接中のタコくんとタコちゃんに、大きなタコくんがやって来て、バシッ!バシッ!とタコくんを叩き、そのままタコちゃんを奪っていきました。

叩かれたタコくん、少し離れたところで固まってその様子を眺めるだけ。

かわいちょ!


お知らせ

毎年出していた年賀状ですが、思い切って止めることにしました。
ですので、レグルスに年賀状を出す予定の皆さん、すいません出さないでください。お願いします。
皆さんの新年のあいさつは八丈島かTODAYや私のブログ、ホームぺージにて致します。

 

写真はキツネダイ雄の婚姻色。マクロでこの婚姻色は撮ったことがなかったので実はとっても嬉しい。
丁度この時期くらいから彼らの繁殖が始まる。ということは幼魚は春先くらいに見られるはず。

でも未だ一度も見たことがない。多分幼魚がどんな色彩なのかもわかっていない。

キツネダイの幼魚が撮りたいなぁ~。。

 

 


初記録ではあるけれど

ヒメジの仲間の中で、唯一八丈島で見たことがなかったフタスジヒメジ。

ついに出ちゃった!もちろん5cmくらいの幼魚だけどね。

これで八丈島で全種のヒメジの仲間を確認することができて大満足でした。

しかし八丈島初記録だけど北限記録にはなりません。本種は柏島でも伊豆半島でも見つかっているので。

これはこれでなんか悔しい。。


ゲストのニーズに応える

水中写真もカメラやライトの進歩で撮り方もそれに応じてどんどん変化する。
ストロボを当てて撮影するのもよし、ライトを当てて撮るのもよし、型にはまらず独創的に撮るのが面白い。

どちらかというと、ゲストにあまり手を出さず放任するフォトガイドでしたが、私もゲストが求めているニーズに答えるようなアシストをしてみようかなと考えている。

それには生態写真ばかり撮っていないで、いろいろな撮り方を試していこうかなぁとも考えている。

その中のライト撮影、いろいろな絵が頭に浮かび、かなり楽しい撮影かも。
INON LF800N 集光レンズ付き


ライト撮影のすすめ

私のお気に入りのコンデジは、Powershot S100です。

ガイド中にぶら下げていて、ゲストが撮影に夢中になっているときなどサクッて撮ってます。

以前まではストロボを発光させての撮影だったけど、最近のライトが大光量になったおかげで、ストロボなしでも十分撮影が可能となりました。
ピントが合っているのにブレている殆どの原因は、動く被写体を撮影しているか手ぶれによります。

これを防ぐにはシャッタースピードを速くすればよい。

一眼レフみたいな同調スピードによるシャッター速度制限がないコンデジは、いくらでも速いシャッターが切れるんだけど、光量のない内臓のストロボでは光量不足となり、高速シャッターにしてしまうとアンダーな写真を量産してしまいます。

ところが大光量のライトを使うと高速シャッタースピードが可能となります。

ライトはINON LF800N。800ルーメンという大光量のライトです。これに集光レンズを付けて照射角を30cmから15cmまで絞ります。もろスポットですね。

スヌートはこれで撮りますが、これ実はスヌート以外でも活用できるのです。

写真はシコクスズメの幼魚。大きさは3cmもなかったとても小さな子です。

 

ライトをカメラに取り付けてしまえば、楽に照射できますが、正面からだと味がなくなってしまうので、ライトは手持ちでいろいろな角度から照射できるようにしています。
ポイントは測光モードをスポットにすること。

被写体、この場合シコクスズメですが、こちらに一番明るい部分を当てて測光させて適正露出を求めさせます。

するとシャッタースピードがなんと1/600の高速シャッタースピードになります。これだったら少々の手ぶれであろうと相手が動いていようとカッチリ捉えることができます。
しかも集光レンズのおかげで明るいところと暗いところのメリハリができて雰囲気のある作品に仕上がります。

「惑星を回るシコクスズメ」という感じでしょうか。

しばらくこのライトでノーストロボ撮影に没頭しそうです。

撮影データー

ノーストロボ シャッタースピード優先モード 1/600 ISO200 ホワイトバランス オート

測光モード スポット測光