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お知らせ

毎年出していた年賀状ですが、思い切って止めることにしました。
ですので、レグルスに年賀状を出す予定の皆さん、すいません出さないでください。お願いします。
皆さんの新年のあいさつは八丈島かTODAYや私のブログ、ホームぺージにて致します。

 

写真はキツネダイ雄の婚姻色。マクロでこの婚姻色は撮ったことがなかったので実はとっても嬉しい。
丁度この時期くらいから彼らの繁殖が始まる。ということは幼魚は春先くらいに見られるはず。

でも未だ一度も見たことがない。多分幼魚がどんな色彩なのかもわかっていない。

キツネダイの幼魚が撮りたいなぁ~。。

 

 


ゲストのニーズに応える

水中写真もカメラやライトの進歩で撮り方もそれに応じてどんどん変化する。
ストロボを当てて撮影するのもよし、ライトを当てて撮るのもよし、型にはまらず独創的に撮るのが面白い。

どちらかというと、ゲストにあまり手を出さず放任するフォトガイドでしたが、私もゲストが求めているニーズに答えるようなアシストをしてみようかなと考えている。

それには生態写真ばかり撮っていないで、いろいろな撮り方を試していこうかなぁとも考えている。

その中のライト撮影、いろいろな絵が頭に浮かび、かなり楽しい撮影かも。
INON LF800N 集光レンズ付き


ライト撮影のすすめ

私のお気に入りのコンデジは、Powershot S100です。

ガイド中にぶら下げていて、ゲストが撮影に夢中になっているときなどサクッて撮ってます。

以前まではストロボを発光させての撮影だったけど、最近のライトが大光量になったおかげで、ストロボなしでも十分撮影が可能となりました。
ピントが合っているのにブレている殆どの原因は、動く被写体を撮影しているか手ぶれによります。

これを防ぐにはシャッタースピードを速くすればよい。

一眼レフみたいな同調スピードによるシャッター速度制限がないコンデジは、いくらでも速いシャッターが切れるんだけど、光量のない内臓のストロボでは光量不足となり、高速シャッターにしてしまうとアンダーな写真を量産してしまいます。

ところが大光量のライトを使うと高速シャッタースピードが可能となります。

ライトはINON LF800N。800ルーメンという大光量のライトです。これに集光レンズを付けて照射角を30cmから15cmまで絞ります。もろスポットですね。

スヌートはこれで撮りますが、これ実はスヌート以外でも活用できるのです。

写真はシコクスズメの幼魚。大きさは3cmもなかったとても小さな子です。

 

ライトをカメラに取り付けてしまえば、楽に照射できますが、正面からだと味がなくなってしまうので、ライトは手持ちでいろいろな角度から照射できるようにしています。
ポイントは測光モードをスポットにすること。

被写体、この場合シコクスズメですが、こちらに一番明るい部分を当てて測光させて適正露出を求めさせます。

するとシャッタースピードがなんと1/600の高速シャッタースピードになります。これだったら少々の手ぶれであろうと相手が動いていようとカッチリ捉えることができます。
しかも集光レンズのおかげで明るいところと暗いところのメリハリができて雰囲気のある作品に仕上がります。

「惑星を回るシコクスズメ」という感じでしょうか。

しばらくこのライトでノーストロボ撮影に没頭しそうです。

撮影データー

ノーストロボ シャッタースピード優先モード 1/600 ISO200 ホワイトバランス オート

測光モード スポット測光


青空とカメちゃん

午前中、年に一回の海底掃除。がんばってゴミを拾ってきましたよ。

今日は雲一つない快晴。あまりにも青空がきれいだったので、午後からワイド持ってちょこっと八重根に行ってきました。

本当の目的は青空バックでミツボシクロスズメの群れを撮ろうという計画でしたが、試し撮りのカメちゃんの写真の方が青空の色がよく出ていたのでこちらをupすることにしました。

やっぱり八丈島の海はカメちゃんの写真がよく似合いますね。


連休前にちょっと底まで

連休前にナズマドでちょっと底まで。。。

ってーーーーーーーーー、連休中はずっと西風なんですけど。
殆ど調査ダイビングという名の付く遊びだなっ。
久々にオシャレ根斜面に行ってみると、ニシキオオメワラスボがペアで仲良く泳いでいたのでパチリッ!

オグロベラのハーレムやらツキノワイトヒキベラのハーレムをかき分け、何かいないかなぁ~と探索してたら小笠原に生息するタキベラ属の仲間 Bodianus neopercularis が目の前を通り過ぎた。
ラッキー♪ この中途半端なサイズが欲しかったんですよね。

今日はなかなかの収穫でした。さて、明日から連休に突入です。

ゲストが楽しめる海況でありますように。。

 


アイテム

INON LF800-N と 青フィルター付き集光レンズLFN

ドラクエの勇者はいろいろなアイテムがを揃えながら強くなっていく。ガイドもアイテムを揃えると強くなるのです。
例えば、指示棒だとか、その横に針金ほどのステン棒が付いているとなおよい。クエストは伝達に必要な必須アイテムで、ライトは生きものたちを見せるときや、撮影のライティングに必要なアイテム。

これらを揃えていくとガイドはどんどん強くなっていくのです。

このアイテム、どんなものでも良いとは限らない。自分に合ったものを使うことが大切。
特にライトは重要で、私はINONのLF800-Nでないとダメ。このライトをいつもぶら下げているんですが、最近カメラの性能がよくなっているので、このライトを照らしてノーストロボで撮ってもらう新たな撮影方法を試みている。
ついでに昇太が使っている青フィルター付きの集光レンズLFNの付いたLF800-Nライトをもう一本ぶら下げてスヌートチックの撮影も試している。
スヌートもよいが、バックを黒く潰さないやり方も面白いかも。
写真は今日その方法でゲストに撮ってもらった作例です。目がびょんガ二、ストロボ光撮影とは違う味のある写真に仕上がりますね。


八丈島初記録

南のサンゴ礁では、ごく普通に見られるネッタイスズメダイ。黄色い色彩がとてもきれいなスズメダイですが、あまりにたくさんいるので、多分誰も相手にしていないと思います。

まぁ、彼らにとっては入れ代わり立ち代わりで撮影されないので、ストレスもなく平和に暮らして行けるので、それはそれでよいと思っているんだろうけど。

写真はそのネッタイスズメダイ。なんだネッタイじゃん! 珍しくも何でもない普通のスズメダイだねと言われてしまいそうですが、いやいや、撮影場所が八丈島です。
八丈島ではサンゴ礁も少なく、今までネッタイスズメダイが出たことがありません。
ちょーちょーレアなスズメダイです。
台風前にスタッフが底土で見つけて教えてくれたけど、その時から底土は時化が続き潜ることができませんでした。
そして二度の台風の襲撃・・・。もういないかなぁ~とダメ元で行ってみたら、元気に暮らしていました♪

もちろんこの写真によって、八丈初記録となるんだけど、北限記録にはなりませんでした。

えっ、どこが北限記録だって。。そりゃ八丈島より北の串本なんですね。


場所が違えば価値も変わる

今日も海なしで事務所に籠っております。

のんびりと時間は流れているのですが、写真撮りたーーーい。

この台風で撮りたいスズメダイたちがいなくなってしまわないかと心配です。

甚大な被害なく、さっさと去って欲しいですよ。

写真はフタスジリュウキュウスズメ。本場の沖縄には負けるが、今年はちょっとしたサンゴがあれば何匹か見られる普通種となっている。
多分誰も撮ろうとはしないと思うけど。そうそう底土のネッタイスズメは元気なんだろうか。

こちらも誰も撮ろうとしないだろうなぁ~。

でも八丈島産のネッタイスズメの生態写真ってまずないだろうな~。

早く凪ないかなぁ~。。


編集って大切

今日はクロメガネスズメダイの若魚の写真です。
横位置のいつもと同じキメポーズとなっています。

この写真を生かすのも殺すのも編集次第です。

最近新たな編集のやり方を覚え、今までダメだった写真も使えるようになり、しっかり撮ったものでも、さらに磨きをかけられるようになりました。

この編集の仕方を図鑑を出すときにやっていたらと思うと・・・。

あとの祭りですね。もっと精進しようっと!


生態写真

最近スズメダイたちが賑やかです。
フィルム時代からスズメダイは飽きるほど撮っているのですが、久々に出会う種類がいるとついつい撮ってしまう。

写真のマルちゃんもそのひとつ。特にこの子は大きいくせに尾びれ先端が糸状に長く伸びて素敵な子だった。

ポーズはどんな種類でも同じになるように意識している。これぞ生態写真だ!って誰でも思うようにと。

よく横位置で図鑑写真しか撮れないという話を聞く。いやいや、そんな写真は大概図鑑にも使えない写真が多いのだ。

バックや各鰭、アングル等々、細部まで意識して撮ってこそ、美しい写真に仕上がる。

で、このマルちゃんの写真をスタッフたちに見せたら、顔が可愛くないので却下されちゃいました。

残念・・・。