きのうのブログで二枚のカスミヤライイシモチの幼魚の写真を紹介したところ、ある方から一枚はヒラテンジクダイの幼魚の可能性はないですか、というコメントがありました。
こちらの写真ね。
写真は専門家にも見せているんですが、今回はその回答を鵜呑みにしてしまいました。
いかんいかんですね。調べたらまさにヒラテンジクダイの極小幼魚でした。もちろん専門家にも見せて確認しました。
ネット上に出す利点は、間違って出したら誰かがすぐに突っ込んでくれること。
本当にありがたや、ありがたやです。このステージの極小サイズって生態写真ないんですよね。
まさに棚から牡丹餅てす。
この極小サイズのヒラテンジクダイの側にはこんなのもいました。
コンゴウテンジクダイのおチビです。この種類の写真持っていなかったので、ちょーラッキー、カスミヤライイシモチの幼魚を探していたらこんな出会いもあったのです。
棚から牡丹餅もう一個です。
こちらはヒラテンジクダイの老成個体です。
ヒラテンジクダイと言えば、枝サンゴの隙間に頭を突っ込んだ姿が印象的なサンゴに依存しているテンジクダイです。南のサンゴ礁ではごく普通に見られる種類ですね。
でもこの老成魚は、サンゴ礁の下に空く大きな穴の奥の奥の方にいました。老成魚ってこんなところにいるんですね。
これは穴に入りたい症候群の私が、絶対誰も入らないであろう穴に入ったから見つかったのだと思います。
こちらは棚の牡丹餅を取りに行ったって感じですかね。
まぁとにかくお腹いっぱいになりました♪