今回の一番の目的はカスミヤライイシモチを撮ること。
モアルボアルにいるかどうかは分からないけど、この種は分布広いし、セブ島だし、生息域のどストライクなんじゃないかなぁ~と勝手に思って狙ってみました。
ファーストダイブ、さっそく岩陰で見つけました、カスミヤライイシモチ♪
と思ったらアレンズ・カージナルフィッシュでした。紛らわしい・・・。
一本潜ってみてこの環境はいないなぁ~と思い、こりゃ聞いた方が早いということで、エメラルドグリーンの兼多さんにリクエストしてみました。
もちろん思った通りの環境に連れててって頂き、思った通りの枝サンゴの群生でたくさんのカスミヤライイシモチがいたのでした。やっぱりガイドは現地ガイドに限りますね。
図鑑に載っているような正しくカスミヤライイシモチって個体がたくさんいました。
もちろんこの基本のタイプの成魚は押さえるのですが、これより小さい若魚ステージ、あわよくば幼魚がいたらよいなぁ~と探してみました。
成魚がごちゃごちゃいる中に、尾びれ付け根が黄色く黒斑のある若魚もたくさんいました。
このステージの特徴は尾びれ付け根の黄色地に黒斑と体側に多数入るラインです。
さらに小さい個体は体側のラインが四本になるのですが、残念ながらここには四本だけの幼魚は見当たらず、四本から多数のラインがうっすらと入るステージも見つかりませんでした。
こんな時は思っいき場所を変えて探してみることにしています。
いました、いました。体側のラインが四本の子。よく見ると薄く五本目?らしきラインが。。
カスリヤライイシモチの幼魚っぽいですね。
こちらはもっと小さい幼魚。やっと四本のラインが出始めた個体です。
まぁでも、この二枚の写真がカスリヤライイシモチの幼魚と断定したわけではありません。まだ推測の域です。
断定するには、幼魚の四本のラインから多数のラインが薄く出る幼魚の写真を撮らなければなりません。
やっぱりもう一度モアルボアルに行かないとダメですね。