「 2015年12月 」一覧

シムランスを撮ってみた

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shishi_kamera八丈島で話題のシムランス。大きさは2cmないなぁ~。とても小さな毛むくじゃらのエビだよ。

みんな撮っているので、じゃあ私も撮ってみようっと行ってきました。

イメージの異なる絵を二枚ほど撮って見ました。

一枚目のタイトルは「小さな森」で、二枚目は「毛むくじゃらなエビ」かな。

 

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「石垣島編4」 リベンジ

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shishi_okoru回り込んで頭を押さえても撮れないブダイがいました。

そう皆さんのよくご存知のイロブダイです。幼魚のときは、どんなに近づいたってまったく動かず、ちょー撮りやすいのですが、これが大きくなるにつれ、どんどん警戒心が強くなり、まったく寄れなくなってしまうのです。

沖縄本島でも遠く20mくらいはなれたところにいるのを確認し近づこうと試みるも、すぐに姿を消してしまったのです。

石垣島でリベンジです。でもやっぱり20mくらい離れているのに、すでに私を見つけ逃げの体制に入ります。

回り込んで頭を押さえられればいいのですが、このイロブダイだけは近づくと根に隠れてしまうのです。

ダイブマンのスーパータケシくんの助けでなんとかシャッターをきる事ができましたが、こんな写真でガイドブックに出せるのかなぁ~。。

写真は上がメスで下がオスです。

そのオスなんて、一回しか寄ることができませんでした。しかもストロボ届くギリギリの距離ですけど・・・。

ちなみに大きなナポレオンも何度も見かけましたが、勝負すらできませんでした。この子も写真が欲しいんだけどね。

やっぱパラオかな。

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「石垣島編3」 ブダイ=マメ2の2乗

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shishi_kamera石垣島はブダイたちの宝庫です。

課題のブダイが目の前(とは言っても20m先の場合も多々ありますが)に現れる度に、相手に見つからないように水底を這うように近づき回り込み、相手の頭を押さえて泳ぎの速度を止めて、撮るべし! 撮るべし!! 撮るべし!!! 「明日のジョー」さながらにフットワークと鋭いジャブの連発で、ほとんど格闘技の感覚で撮影していました。
おかげで足の指の親指を除く4本の指の関節に豆がいつの間にかできていて、それがついに潰れてしまった。

しかも片方のブーツをボートが走っている最中に、洗おうとして流しちゃうし・・・。で、その後軍手巻いたり、靴下借りたりとちょっと大変だったかな。

まぁでも、そんな状態だったけど、ブダイを追っているときは痛さも忘れ夢中で追い込んでました。やっぱり私ってこんなダイビング、好きかも。。

さて写真はダイダイブダイのオスです。でもメスが不明なんですよね。とりあえずスジブダイのメスにそっくりらしいので、手当たり次第スジブダイのメスをチェックです。

すると何だかとっても違和感のある子を見つけました。こちらです。

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どう見たってこの子はスジブダイじゃないね。

これがもしかしたらダイダイブダイのメスかもです。圧倒的にスジブダイが優先種なので、ダイダイとの比率から見たってメスの可能性があります。

で、こちらは多分性転換中でかなりオスの色彩になった状態の子です。いや、だと思うですね。

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とりあえずダイダイブダイのメスでよいとは思うんだけど、自信は80%ってとこかな。


「石垣島編2」 経験と感

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shishi_kamera今回の狙いの一つであるシロオビブダイ。図鑑では山渓の「日本の海水魚」とハンディ図鑑の「日本の海水魚」にしか載っていなくて、しかも分布域ないでも少ないと書いてある。実際ネットで検索しても、えっこれだけしか写真ないのと思うほど少ない。

これは、石垣行ってもなかなか撮れないなブダイだなぁ~と思っていたのですが、ファーストダイブで普通に見られ、あれここのポイントに多いのかなぁなんて思ったら、おいおい毎回出会うじゃありませんか。

なんだ普通種じゃん!! これだったらまだ解明されていないメスもゲットできるかもです。糸口は他のブダイと違った独特のフォルム。

この形を頭に叩き込み、オビブダイとかハゲブダイとかのメスの群がりに目を凝らすと、あららちゃんとシロオビブダイのメスがいるじゃありませんか。

なんでわかるかって言うと、、、う~ん、これは経験と感のみかな。言葉では説明できません。

でも絶対、100%シロオビブダイのメスですね。

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あとは、このステージからオスに変わる個体を見つけるだけですね。

まぁ普通種なので3日目で見つけちゃいました。立証終わり。産卵の確認する必要もなかった。


「ベラとブダイの旅」石垣島編

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shishi_kamera今回は沖縄本島4日間、その足で石垣島へ行って4日間の計8日間の私にしては凄い長い一人旅です。

この日数が私の限界かも。これ以上の日数は体力的というよりも精神的に無理だね。

さて石垣島でお世話になったのは、以前から行ってみたかったダイブマンです。まぁお魚に詳しいこと。要望する種を的確に教えてくれる素晴らしいガイドさんですね。

私だから放任だったのかもしれませんがかなり好き勝手やらせていただきました。おかげで1ダイブ目でお目当てのブダイを何種類もゲットしてしまい、後半かなり余裕がでてしまったほどてす。

その余裕で何種類かのブダイのメスも解明しちゃった。やっぱ自分で解明するのって楽しいですねぇ~。。

写真はタイワンブダイの婚姻色となったオスです。写真では色がありますけど、水中では真っ黒で、体側のところに白い斑点が目立つ地味なブダイでした。

最初見たときは何だかわからなかったけど、観察していたら白い斑点が消えてタイワンブダイになっちゃったんです。

こんな情報図鑑にも載ってないし、聞いてないよーって感じ。かなりびっくりした出来事だったんですよ。

やっぱり自分の目で見て撮影するってとても大切なことだと、改めて認識したのでした。


沖縄本島編4

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shishi_wakaruナズマドでザトウクジラ狙うも我々よりさらに浅いところを通過し不意をつかれて写真が撮れなかった・・・。

明日こそ撮ってやるぅぅぅぅ~!!!

ってことで、「ベラとブダイの旅」沖縄本島編です。

ブダイの中でもイロブダイのオスとメスの撮影は必須。そのイロブダイたちがいるポイントに入れたのも最終日でした。

確かにイロブダイのオスもメスもいます。ただ20m先くらい・・・。

これではさすがに撮れないので、相手を脅かさないように近づこうとすると、その仕草だけで、ぱーって視界から消えていきます。
撮りたい。でもまたまたぱーって視界から消える・・・。そんなことを繰り返してたら、一度だけうまく寄れ、よし今だっとカメラを向けた瞬間、根に隠れてしたったのでした。

イロブダイって幼魚の頃はいくら寄っても逃げないおばかな子のくせに、大人になるとまじやばいくらい警戒心強いブダイでした。う~ん、困った。これでは写真が撮れないぞ。

写真は成魚ではなく若魚のメスです。こちらも近づくとすぐに根に入ってしまいましたが、まぁ大人ほどではありませんでした。

それにしてもイロブダイって、小さいときはきれいだけど、大きくなると地味なイロなしブダイになるんですね。


沖縄本島編

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shishi_kameraベラとブダイの旅、沖縄本島編ってことで、絶対撮りたかったシチセンベラてす。

シチセンベラってあまりネット上で出てこないので、てっきり珍しい種類かと思ったら結構普通にいるんですね。

即日でゲットし、しかもサイズ違いでいろいろ撮れました。でもサイズが違っても色彩はみんな一緒なので写真で見るとその大きさの差はわかりません。

写真は6cmくらいの大きな幼魚だったかな。色はもう大人の色でしたが、背びれと腹びれ臀びれに黒点が四つある幼魚の特徴を残す子でした。
この子が撮れただけでも大満足の沖縄本島のダイビングでしたね。


クジラのちカメ

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shishi_kameraよし、今日はナズマドからクジラを狙おう!!

せっかくビーチなので、カメラはノーストロボのクジラ仕様ではなく、ストロボもつけていっちゃおーっと。。

ところが潜行と同時にタンクの残圧見たら50だったのだ。残タンクだこれ。面倒だけどすぐに上がってセットし直しです。おいおい、プロなんだからセットしたら残圧すぐに確認しろよって言われちゃいますね。

ところが車に積んであった予備タンクはすべて10Lだったのです。これでくじら出たらエアー切れしちゃうかもと一抹の不安を懐きながら沖へ。

その沖の先の方で、みいさんがフジツボ付きの巨大アカウミガメを激写しているところを発見!! この間の奴だ。

よしせっかくワイドなんでクジラ前に一発撮って置こうと思ったのが失敗でした。奴を追って撮影していたら息が上がって上がって・・・、終わったときには残圧100を切ってしまったのでした。

一応くクジラ待ちはしましたが、もしここで出たら確実にエアー切れになっていたましたね。

よかったクジラでなくって。。(笑)


サメ祭り行ってきました♪

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八重根のうわさのサメに会いに行ってきました。

沖縄に行く前、赤間ダイバーズインの赤間さんから電話があり「加藤くん、八重根の堤防先端でメジロ系のサメが何匹が出ているので行ってみな」という連絡が入り、勇んでいったものの、残念ながら出くわすことなく終わってしまいました。

そして沖縄の撮影旅行が始まり、毎ダイブ、ブダイ奪取をやっている頃、八丈島では八重根でサメ祭りが開催されているのでした。

えーん、私もサメ祭り参加したいよぉ~と指をくわえていたんですが、三日前に八丈島に戻り、発送したカメラもようやく届き、今日やっと行くことができたのです。

八重根堤防先端は流れもあり、ツバメウオの群れやツムブリの群れ、シマアジの群れががんがん回遊していて、八重根が湾内の静かなポイントととは思えないほどの外洋の海でした。

普段はここまで来ませんもんね。釣り人の邪魔にならないよう、流れに乗って沖で待機。

するとツムブリの大群に囲まれた3m近くある大きなメジロ系のサメがやってきました。かっこいいぃぃぃぃ~!!

でも寄らせてくれません。かなり警戒心が強いです。こんなときは追いかけたら撮れません。静かに中層に浮いて近づいてくるのを待ちます。

来たー!!! でかぁー!!! 惚れ惚れするー!!!

下の写真は近づきすぎで、くねって反転して逃げる前のカットです。恥ずかしがりやなんだからぁ~。ちょっとはアタックかけてよと思うのでした。

満足満足♪

さてそのサメですが、調べてみたら八丈島に多く生息するクロヘリメジロザメという種でした。

 

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持っているようで持っていない

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shishi_okoruどうしても撮りたかったシロクラベラ。

今回は沖縄本島も冬型のせいか、冬場によく使われる金武湾が中心になってしまった。

そう、有名なレッドビーチのある周辺かな。内湾でシルトの砂となっているので透明度はいまいちです。でもここには私が撮りたいシロクラベラがたくさんいるところなんです。

毎回潜るたびにシロクラベラに出会いますが、若い個体からメスばかりです。

津波古さんに「大きなオスは撮れませんかね」と聞くと、「加藤さん、僕でも滅多に会えないので出会うことさえ無理です」ということでした。

ところが出会っちゃったんですね~。しかも1mクラスの巨大な老成のオスでした。

「加藤さん、もっていますねぇ~」と津波古さんも言っていましたが、このチャンスをものにしなければ。。

ところが濁りすぎてフォーカスがジーコジーコいってピントが合いません。シャッターもきれません!!!

オートフォーカス・・・。

新しいカメラにしたらオートフォーカスがよく利き、これだったらマニュアルじゃなくてもいいじゃんと、ちょっとした怠けが、この肝心なときに仇となったのでした。

くそー!! もうオートフォーカスなんて使わない!!!

写真は近くの岩にフォーカスロックしてから撮影したので、去って行く姿となってしまったのでした。これはさすがに使えませんね。
で、こちらはメスの写真です。きれいなベラですねぇ~。。あ~くやしい。

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