課題のブダイが目の前(とは言っても20m先の場合も多々ありますが)に現れる度に、相手に見つからないように水底を這うように近づき回り込み、相手の頭を押さえて泳ぎの速度を止めて、撮るべし! 撮るべし!! 撮るべし!!! 「明日のジョー」さながらにフットワークと鋭いジャブの連発で、ほとんど格闘技の感覚で撮影していました。
おかげで足の指の親指を除く4本の指の関節に豆がいつの間にかできていて、それがついに潰れてしまった。
しかも片方のブーツをボートが走っている最中に、洗おうとして流しちゃうし・・・。で、その後軍手巻いたり、靴下借りたりとちょっと大変だったかな。
まぁでも、そんな状態だったけど、ブダイを追っているときは痛さも忘れ夢中で追い込んでました。やっぱり私ってこんなダイビング、好きかも。。
さて写真はダイダイブダイのオスです。でもメスが不明なんですよね。とりあえずスジブダイのメスにそっくりらしいので、手当たり次第スジブダイのメスをチェックです。
すると何だかとっても違和感のある子を見つけました。こちらです。
どう見たってこの子はスジブダイじゃないね。
これがもしかしたらダイダイブダイのメスかもです。圧倒的にスジブダイが優先種なので、ダイダイとの比率から見たってメスの可能性があります。
で、こちらは多分性転換中でかなりオスの色彩になった状態の子です。いや、だと思うですね。
とりあえずダイダイブダイのメスでよいとは思うんだけど、自信は80%ってとこかな。