新しい60mmマクロレンズで初めてウミウシ撮ったかも。
オートフォーカスでもちゃんとピント合わせてくれるし、マニュアルで微調整のピント合わせもできるし、これだったら105mmマクロいらないかもです。
今丁度、ウミウシがいっぱい出ているので、いろいろと撮って見ようかなぁ~。
写真はコヤユギウミウシ。ミノウミウシみたいですがミノウミウシの仲間ではありません。
みいさんに撮りたいというので案内したら、うまく撮れなかったらしく、もう一度案内してだって・・・。
新しい60mmマクロレンズで初めてウミウシ撮ったかも。
オートフォーカスでもちゃんとピント合わせてくれるし、マニュアルで微調整のピント合わせもできるし、これだったら105mmマクロいらないかもです。
今丁度、ウミウシがいっぱい出ているので、いろいろと撮って見ようかなぁ~。
写真はコヤユギウミウシ。ミノウミウシみたいですがミノウミウシの仲間ではありません。
みいさんに撮りたいというので案内したら、うまく撮れなかったらしく、もう一度案内してだって・・・。
カメラの水中バランスが悪く、撮影するとポートが知らない間に下がってしまうのです。
今まで平気だったのに、もしかして筋力の衰え、老化・・・、やばぁー!! 鍛えないとと思ったのですが、絶対筋力トレーニングなんてやるわけないので、素直にストロボーアームに2つの浮きを付けることにしました。
もちろん浮きはビーチコーミングで拾った中国製で、これにアクリル絵の具でぬりぬりして、絶対人気の出ないブダイのイラストを描いてみました。
これだったらどんなに同じ器材が並んだって、ひと目で自分のカメラって分かりますね。
ところで、今年も「八丈島みんなの写真展」を琉球酒房 菜酒家FU-KUで開催しますよ。
2016年にいらしたレグルスゲストの写真を3月と4月の2か月間展示いたします。是非期間中見に来てください。
されに付随してオープニングとクロージングのオフ会も開催します。
オープニングは満員になってしまいましたが、クロージングのオフ会はまだまだ余裕があります。
4月7日19:00、ピシッと決めて行きますので、参加者の皆さんとワイワイ楽しいひと時を送りたいと思いますので、是非いらしてください。
ブタイのお話し付き、、っていらんか。
きのうのブログで二枚のカスミヤライイシモチの幼魚の写真を紹介したところ、ある方から一枚はヒラテンジクダイの幼魚の可能性はないですか、というコメントがありました。
こちらの写真ね。
写真は専門家にも見せているんですが、今回はその回答を鵜呑みにしてしまいました。
いかんいかんですね。調べたらまさにヒラテンジクダイの極小幼魚でした。もちろん専門家にも見せて確認しました。
ネット上に出す利点は、間違って出したら誰かがすぐに突っ込んでくれること。
本当にありがたや、ありがたやです。このステージの極小サイズって生態写真ないんですよね。
まさに棚から牡丹餅てす。
この極小サイズのヒラテンジクダイの側にはこんなのもいました。
コンゴウテンジクダイのおチビです。この種類の写真持っていなかったので、ちょーラッキー、カスミヤライイシモチの幼魚を探していたらこんな出会いもあったのです。
棚から牡丹餅もう一個です。
こちらはヒラテンジクダイの老成個体です。
ヒラテンジクダイと言えば、枝サンゴの隙間に頭を突っ込んだ姿が印象的なサンゴに依存しているテンジクダイです。南のサンゴ礁ではごく普通に見られる種類ですね。
でもこの老成魚は、サンゴ礁の下に空く大きな穴の奥の奥の方にいました。老成魚ってこんなところにいるんですね。
これは穴に入りたい症候群の私が、絶対誰も入らないであろう穴に入ったから見つかったのだと思います。
こちらは棚の牡丹餅を取りに行ったって感じですかね。
まぁとにかくお腹いっぱいになりました♪
今回の一番の目的はカスミヤライイシモチを撮ること。
モアルボアルにいるかどうかは分からないけど、この種は分布広いし、セブ島だし、生息域のどストライクなんじゃないかなぁ~と勝手に思って狙ってみました。
ファーストダイブ、さっそく岩陰で見つけました、カスミヤライイシモチ♪
と思ったらアレンズ・カージナルフィッシュでした。紛らわしい・・・。
一本潜ってみてこの環境はいないなぁ~と思い、こりゃ聞いた方が早いということで、エメラルドグリーンの兼多さんにリクエストしてみました。
もちろん思った通りの環境に連れててって頂き、思った通りの枝サンゴの群生でたくさんのカスミヤライイシモチがいたのでした。やっぱりガイドは現地ガイドに限りますね。
図鑑に載っているような正しくカスミヤライイシモチって個体がたくさんいました。
もちろんこの基本のタイプの成魚は押さえるのですが、これより小さい若魚ステージ、あわよくば幼魚がいたらよいなぁ~と探してみました。
成魚がごちゃごちゃいる中に、尾びれ付け根が黄色く黒斑のある若魚もたくさんいました。
このステージの特徴は尾びれ付け根の黄色地に黒斑と体側に多数入るラインです。
さらに小さい個体は体側のラインが四本になるのですが、残念ながらここには四本だけの幼魚は見当たらず、四本から多数のラインがうっすらと入るステージも見つかりませんでした。
こんな時は思っいき場所を変えて探してみることにしています。
いました、いました。体側のラインが四本の子。よく見ると薄く五本目?らしきラインが。。
カスリヤライイシモチの幼魚っぽいですね。
こちらはもっと小さい幼魚。やっと四本のラインが出始めた個体です。
まぁでも、この二枚の写真がカスリヤライイシモチの幼魚と断定したわけではありません。まだ推測の域です。
断定するには、幼魚の四本のラインから多数のラインが薄く出る幼魚の写真を撮らなければなりません。
やっぱりもう一度モアルボアルに行かないとダメですね。
エメラルドグリーンの兼多さんに「キンセンイシモチ撮りたいんだけどいないかな」とリクエスト。狙いはキンセンイシモチではなく、アカホシキンセンイシモチという種類です。よく似ているのでキンセンイシモチとリクエストした方が確実に見せてもらえると思って。
もちろん、さくって見せてくれました。思った通りザ・キンセンではなく、何か違和感。かといってアカホシキンセンのような尾びれ付け根に赤い斑点ないし。。
そっさく調べてみると英名イエローストライプ・カージナルフィッシュ、学名Ostorhinchus cyanosomaという外国のお方でした。
ところがこの学名「日本の海水魚」では、アカホシキンセンイシモチの学名になっていたので、赤い点はないけどこの子がアカホシキンセンイシモチになるわけです。
まぁ赤い点ではないけれど赤い線の様なものはありますもんね。
でも念のため専門家に聞いてみました。するとアカホシキンセンイシモチの学名はOstorhinchus rubrimaculaで、Ostorhinchus cyanosomaとは別種扱いになっているそうなのです。しかも最近の見解ではこの両種は同種の可能性もあるという意見もあるそうです。
さて、冒頭の写真、REEF FISHの図鑑に載っているOstorhinchus cyanosomaそっくりなのでこれをOstorhinchus cyanosomaとしましょう。
で、こちらをアカホシキンセンイシモチ、Ostorhinchus rubrimaculaだったら面白いんですけど。
但し尾びれに赤い点はありません。この赤い点、常に出ているかどうかは不明です。出たり消えたりしているのかも知れません。
う~ん、調べたい・・・。やはりまたセブに行かないとダメかも。
そうだ。今セブに行っている昇太に任せることにしよう!
こちらはその幼魚。やっぱり赤い点はありません。Ostorhinchus cyanosomaなのかなぁ~。。
あっ!蟲くん発見!!
モアルボアルでチョウチョウウオと言ったらハシナガチョウチョウウオ。
かなりの個体数がいるようで、シルト状の砂が積もるようなドロップオフではごく普通に見られた。
なんと幸せなことだろう♪
このような環境を好むチョウチョウウオは、他にもいます。
まずはタキゲンロクダイ。八丈島の個体よりも小ぶりだけど、こちらも普通に見られます。
お次はTWO-EYED CORALFISH。
タキゲンロクダイの外国人だね。日本でも記録はあるようだけど、まだ和名は付けられてません。
もう一種はキスジゲンロクダイ。三種類の中では個体数は少なかったけど、探せば簡単に見つかりました。
タキゲンロクダイ属の三種が手軽に見られるのもモアルボアルだね。
これでゲンロクダイがいたら凄いんだけど、ほぼ日本固有種的なチョウチョウウオなんで無理かな。
そうそう、このゲンロクダイ、ちょっと前まではタキゲンロクダイ属に入っていたんですが、最近の見解はゲンロクダイ属と別種扱いななったようです。
トマリヒイロテンジクダイ。もちろんモアルボアルにも生息しているはず。しかもここだったら普通に見られると思われるので撮り放題かも、と期待を膨らませ潜りました。
潮通しのよい穴を覗くと、あらトマリヒイロ、ここにも、あちらにも、思った通り大小様々な個体がたくさん見られました。
が・・・、ライトを照らし撮り始めようとするとすぐに暗がりの奥の方へ隠れてしまいます。
結果、撮ることはできても、すべて頭が向こうに向いてしまうダメダメカットばかりとなってしまうのです。
もしかして日中で撮るのは無理ってことかな。いや、絶対に撮ってやるぅぅぅ~。
少し意地になってしまい、終いには穴の奥の奥の方に入って撮っていたのでした。もちろん満足のいくカットは撮れたのですが、気が付くとUターンもできない穴にいたのです。
さてどうしましょうか。笑
最初の子は雌で、こちらは雄です。
オカメブダイの雌。
もう騙されません。黒くなったり縞を出したり、見ている目の前でくるくる色を変えたってキミがオカメブダイの雌であることはわかっています。
日本ではちょー珍しいブダイで、どちらかというとセブでたくさん見かけることだって知っています。
でもどんなにたくさんいても、キミたちの愛想のない性格では誰も見てくれません。
心改めなさい!!
で、こちらは雄ね♪
写真はトリカラーパロットフィッシュの雌。もちろん日本にいないブダイくんである。
モアルボアルでも普通に見られました。ブダイを見るとついついファインダーを向けてしまいます。もちろん雌を押さえれば、雄にもファインダーを向けます。
これブダイを撮るときの礼儀です。。
トリカラーパロットフィッシュの雄。雌の色彩とは極端に異なり青くてきれいですねぇ~。
あれ、でもこの配色ってイチモンジブダイの雄そっくりです。これだけ似てしまうと見分けつかないかも知れませんが、たまにはこんなブダイたちも見てやってください。
多分軽くあしらわれると思いますが。。。あはっ!
エメラルドグリーンダイビングセンター前のハウスリーフには、何万匹ものイワシの仲間(ミズン)が群れ、雲のように群れています。
このイワシの群れの下に入ると真っ暗になるほどの密度、群れの形が不規則に変化する様は圧巻のひと言。ワイドで撮ったら楽しそうだなぁ~と思います。
しかもこのイワシの群れを定期的に捕食するニタリが出現、捕食中のニタリはダイバーを無視し至近距離までやって来るそうなのです。もちろん雑誌などで度々紹介されています。なので、ここではもう一つのモアルボアルを紹介しますね。
写真はハシナガチョウチョウウオです。このハウスリーフには3ペアと1匹、計7匹もの個体が見られます。
今までどこに行っても見られなかったし、この地域にいるといった情報もなかったので、もしかしてモアルボアルはハシナガチョウチョウウオの多く見られる場所なのかも知れません。
サンゴ礁では見られない、潮通しのよいドロップオフの、ちょっと内湾風のシルト状の砂が堆積する環境は、彼らの好む環境なのかも知れません。かっこいいチョウチョウウオですねぇ~。
チョウチョウウオが好きな方にとっては、たまらない場所でもあります。