「 水中写真 」一覧

図鑑写真に点数を付けてみた

TODAYで図鑑写真に点数とその理由を載せてみたんだけど、まだ図鑑写真を撮っていたので続きをこちらで紹介することにしました。

これ、昨日のナズマドでの撮影です。まずはマツカサウオ。まぁ80点くらいかな。カメラの位置が目線の高さになっているので、特徴がよく出ています。実はこの種って、見つけたときは必ず頭を穴の方向に向いているんですよね。そのまま撮ると当然向こうを向いた写真になってしまうのです。なのでこんな時は秘儀を使用します。その秘儀はひ・み・つ。

お次はイラです。60点くらいかな。

背びれと臀びれが閉じていいるので及第点ってとこ。広げる秘儀があるんだけど、失敗しました。

オキナメジナの成魚です。

80点かな。秘儀成功で各ひれが広がっています。強いて言うならば尾びれが少し下がり気味かな。

最後は目的のバラハタです。60点ですね。各ひれも広がっているんだけど、ただ単に気に入らないからかな。

水温が低いせいか色が暗い・・・。赤くきれいな色彩で撮りたいなぁ~。


スズメダイ図鑑

レグルスの毎日更新のTODAYを更新してない。

じゃんが休暇中なので毎日更新されないという理由もあるけれど、別にサボっているわけではない。

実は毎日第二版となるスズメダイの図鑑の編集に追われて忙しいのである。

10年前に出したスズメダイの図鑑。もうとっくに売り切れて絶版になってたと思ってた。

ところが出版社から第二版の話が飛び込んだのである。

とは言っても、10年も経つといろいろと分類も変わっていて、差し替えたい写真もいっぱいあって、撮り直したい写真だっていっぱいあって、間違っているところも少なくない。

どうせだったら、やってしまえっ!ってことで、沖縄にも写真撮りに行ったし、間違えている場所も全部直して、名前の付いた種も全部付けて、解説文も付け加えて、なんてことしてたら結局作り直しじゃねぇ。これ。。

ってことで、海にもいかずに頑張っている次第です。

写真は、アイランドグレゴリー改めヨロンスズメダイの若魚。

図鑑に載せている幼魚の写真が気に食わなかったので撮り直ししたけど、この時期は、幼魚らしい小さな子はいないんだよね。

もっと小さいステージいないかなぁ~。まぁ時期的に無理かね。


珍しいのか、相手にされてないのか

去年の夏。底土のサンゴ礁エリアで体験ダイビングを行った際、遠くに見慣れないモンガラカワハギ系を発見しました。

近づいてみると、なんとソロイモンガラではありませんか。

ソロイモンガラの分布は、琉球列島以南  ; インド・西太平洋の熱帯海域。

分布を見ると広く生息しているように思いますが、多分日本ではちょーレアなモンガラだと思う。実際ネットで検索すると、生態写真はそんなに出てきません。

やっぱり珍しいんだ。

ところが去年の夏に見つけ、今年も元気に底土のサンゴ礁で暮らしていますが、このソロイモンガラの話題一切出ません。

もしかしたら地味過ぎて誰にも相手にされないモンガラさんなのかも知れません。

だからネットで検索しても出て来ないのかなぁ。


娘とアーチ

今日は、午前中体験ダイビングが担当だったので、娘も体験ダイビングにつき合わせてスクーターで遊んでもらおうと思ったのだが、なんと一便が欠航してしまい、来るはずのゲストが来なくなってしまった。

という事は、じゃんの手が空いたので、体験ダイビングをやってもらい、娘を連れて底土のアーチへ行って来ました。

初めて使うスクーターも難なくこなし、ダイビングはとても上手なんだけど、機材のセッティングもバラしもできないヘタレダイバーです。←みんなやってしまう私がいけないんですが。。

今日の写真のタイトルは「娘とアーチ」ですかね。


帰省

下の娘が帰省してきたのでダイビングをさせてみた。

思い出にと思い、一眼レフを引っ張り出してワイドレンズ付けて撮ってみた。

取り合えずピースサインの写真は削除して、こんな感じの仕上がりで。

楽しかったみたいで、明日はスノーケリングに参加すると張り切っていた。

たまには海にとっぷりと浸かるのもいいかもね。


アミメオヤビッチャ

2008年3月、今から15年前。フィリピンのアニラオの浅場で謎のオヤピッチャの仲間を撮影した。オヤビッチャ属とはわかるも該当する種がいくら調べてもわからなかった。
専門家にも問い合わせたけど未記載種ではないというそっけない返事。
もんもんとしたまま、今に至る。
ところが、今年の春にスズメダイの図鑑の増刷が決まった。とは言っても12年前に出版した図鑑なので、分類が極端に変わっているし、和名が付けられている種類はゴロゴロいるし、こりゃ増刷ではなく、改訂版じゃなきゃダメだね。

ということで出版社に提案して了承を得た。ただしここまで変わってしまうと、最初から組み直しをしなくてはならないので、来年の初夏の出版となってしまった。

わーい、かなり期間があるから、写真の差し替えもできるし、新たな種も入れることもできる。

そんな感じで編集作業を進めていたら、Facebookで私が主催している「44の談話室」というグループ内で「アミメオヤビッチャの写真を見せてください」書き込みがあった。

アミメオヤビッチャって何??? そんなスズメダイいたっけ。

早速ネットで調べると、標本写真がありました。

あれれれれれれれ。。。

これって随分前にフィリピンで撮った謎のスズメダイじゃないかな。

ずっと頭の中で引っかかっていたので、過去の写真でもすぐに出せるほどしっかりした記憶。こういう事だけは覚えているから不思議だ。

見比べると、まさにビンゴです。

すぐに記載者である〇本さんに確認してもらい、めでたくアミメオヤビッチャである事がわかったのです。

15年のもやもやがついに晴れて、すっきりした出来事だったのです。

生態写真は多分初記録。しかも次回出る改訂版のスズメダイ図鑑にも載せられるとう最高の流れとなったのでした。

分布は、台湾、トカラ列島、フィリピンだけです。極めて稀な種類で、生態写真初記録になるんじゃないかな。

談話室で質問して下さった〇石さん、ありがとうございます。あなたのお・か・げ。

こちらの標本写真はトカラ列島産です。この個体で和名が付いたんですよ。

標準和名 アミメオヤビッチャ Abudefduf nigrimargo WibowoKoedaMuto & Motomura2018

ってことで、スズメダイ図鑑の改訂版が出ます。

そこでもう少し種数を増やしたいなぁ~と思っていねので募集します。

日本の和名の付いているスズメダイはみんなあるのでパスです。海外のスズメダイがよいです。

ガルバルディなんかあるとちょーうれしいんだけどね。

みなさん、記念に自分の写真を図鑑に載せませんか。。

 


本腰のやる気満々・・・

底土で体験ダイビングやスノーケリングでサンゴ礁エリアを使うんですが、去年なんとそのエリアでソロイモンガラが見つかったのです。

八丈島でこんなモンガラが見られるなんて驚きです。もちろん八丈島初記録となるんじゃないかなぁ~。もちろん写真を撮るべく、すぐに行ったのですが姿なく・・・。これ切りでした。

ところが今年も現れました。多分同じ個体。ところがですよ。もの凄く警戒心が強く5mも近づかせてくれません。

なので今日は本腰のやる気満々で行って来ました。
最初の20分は10mも近づかせてくれません。彼の縄張りはサンゴ礁エリア。かなり広いので好き勝手に逃げます。

でも、彼に気づかれないようにじわじわとこの縄張りの縁まで追いやるのです。

30分後、縄張りの縁に追いやられた彼は、やばいと気づき、また縄張り内に帰ろうとしますが、行かせません。

そうなるとかなり近づけるので射程内に入るのです。それでも1mが限界でした。

まだまだ寄りが足らないなぁ~。今度は60mmのレンズで再チャレンジですね。


黒バック

じゃんがベニハナダイ幼魚を黒バックで撮りたいと言い、何回かチャレンジしたけど思い通りに撮れなかったみたい。

そう聞くと、黒バックで撮りたくなるのは性分なのだろうか。

編集しなくても黒バックで撮れますが何か。。

っていう意地悪はしません。

ちゃんと撮り方を教えました。次回試すみたいです。

それにしても美人さんですね。


みみ

ナズマドのエキジット口にクワイカがいた。

いや違う。

ウリがいた。

どういう事かって。。

 

 

 

こういう事

うちにやって来た、ミニチュアダックスフンドのウリちゃんです。

まじこの子、耳がでかいのです。


夏だ!体験ダイビングだ!

連日体験ダイビングしてます。

しかも毎日底土海岸です。

底土海岸には、アオウミガメたくさん集まる「カメ根」と呼ばれる場所があります。

そこに数年前まで見られた体重200kgはあると思われる巨大な「お母さん」と呼んでいるカメさんがいました。

お母さんは、近づいてもまったく逃げることなく、むしろ突っ込んで来るくらい警戒心のないカメさんなのです。

それでも触らないように、脅かさないように気を使いながら体験ダイバーと一緒に記念写真を撮っていました。

ところが一昨年辺りから見られなくなり、産卵に旅立ち帰ってこれなかったのかなぁ~と心配してたら、今年の夏に帰ってきたのです。

そのお母さんと昨日会ってきました。お久しぶりだね。元気そうだね。よかった、よかった。。

それにしても相変わらず警戒心なさすぎですね。