「 八丈島 」一覧

1%の魚

ゲストが見たい撮りたいという要望に応えるのもガイドのお仕事。

いわゆるネタってやつ。ただこのネタは、多くのゲストに人気のあるものに集中する。

例えばフリソデエビだとかキンチャクガニだとか、パンダツノウミウシなんかもそうかな。ピグミーシーホースなんてのもそうかも。

当然ブログなどで公開している写真は、この人気のネタが度々登場するわけだ。

もちろん、これはこれで人気のネタなので、写真が載れば見たいというゲスト、八丈にやって来るので営業的にはよい効果となる。

それとは別に、個人的に見る生き物はまったく異なることが多い。しかもそんな生きものをゲストに紹介することもなく、もし紹介したとしても1%くらいの確率になってしまうほど稀な事になってしう。

そんな個人的に見る生き物や撮る生きものを紹介しましょう。

コクテンサザナミハギの若魚。今年は幼魚の数も多く、すくすくと育ち若魚サイズにまで大きくなった子が目立つ。こんな年は珍しく、このままだと成魚まで育つのではと楽しみにしている。

写真では水色の斑点と縞模様できれいに見えますか、いやいや水中で見ると模様は見えずただの黒い魚にしか見えない地味な奴なんです。

絶対人気のネタにならない魚かなぁ~。

スタッフ募集中!!!

ダイビングのノウハウから海の生き物、カメラの撮影術、すべてを畳み込みたいと思ってます。挑戦者はいるかなぁ~。。笑
将来ダイビングで食っていくんだーっていう鬼殺隊、じゃなかったスタッフだね。柱を目指そう!!!

もし売るとしたら

水中でのハウジングの重量を軽減するウキである。

味気ないウキを付けるよりも、イラストを入れたウキの方が断然いい感じになる。しかも自分のカメラだってすぐわかるのもよい。

友達にもガイドさんにこのウキを付けていれば誰々さんのカメラだって覚えられる。

作成はまずウキを拾ってくることから始まる。韓国なのか中国なのかはわからないけど、写真のものが一番ハウジング用のウキに適している。
これをサンダーで磨いて凸凹をなくしつるっと仕上げる。次にアクリル絵の具で黒く塗りつぶして、その上から好きなイラストを描く。
乾いたらクリアのスプレーを吹き、あとは水ペーパーとコンパウンドで仕上げる。

もしこれを販売したら、みなさんいくらだったら買いますか。

参考までに教えてください。


ウミウシ1260種

ウミウシ図鑑届きました。

一言「分厚い・・・」。

もう一言「終わった・・・」。

ってことで、皆さん買ってくださいね♪


ぎっくり腰と火山弾

ぎっくり腰、やってしまった。しかもかなりの重症。

寝ていると起き上がることができなくなってしまうので、椅子に座ってたまに歩く。
椅子に座っているとよくないとは言うが、今がこれが一番楽だ。

腰が治らんことには海にも行けない。せっかくジャンに色々と教えようと思っているのに困ったものだ。

写真は先日ナズマドで、火山弾でも落ちいてないかなぁ~と探していたら、拾えた。

ちょっとびっくりだね。初めて見るかも。


終わっちゃった

今日もウミウシ改訂版のフォト講座で使う作例写真を撮りに行きました。
外部ストロボ二灯+ライトを使っての作例です。もちろんコンデジでの撮影です。

はい、これで終わり。

すべての作業が終わり、後は本ができるのを待つだけとなりました。

皆さん是非買ってくださいね。
それにしても達成かはまったくなしですね。

 


コンデジを使ったウミウシ撮影術

ウミウシの改訂版作業もほぼ終わり、きっと今頃は出版編集部では怒涛の如く仕上げ作業に入ってることでしょう。
多分この感じで行けばゴールデンウィークの前後あたりに出版されるかな。

私、ポカーンと空いてしまって暇を持て余しております。なのでパソコンで映画見たりアニメ見たり。なんかやること見つけないやばいかも。

とは言ってもコロナの影響かどうかは分かりませんが、4月は暇です。

せめて本業のガイドが忙しければよいのだが、世の中そんなにあまくはないようです。

写真は今度の改訂版のフォト講座の中で、ストロボ+ライト撮影の例題として使う写真です。

写真はストロボで撮る、ライトのみで撮ると決まっているわけではなく、両方使ったってよい訳で、そんな撮り方のアドバイスを書いてみました。

ハイブリット撮影ってネーミングにしてみたんですが、うちの編集者に却下されちゃいました。
ちなみにタイトルは「コンデジを使ったウミウシ撮影術」です。一眼のお話しは一切ありません。

 


先が見えてきた♪

ちょっと気ままにが、長く気ままにUPとなっているかな。

まぁ気ままなんで気にしないで下さい。

さてさて、さーて。。←今七つの大罪にはまっている。

ウミウシのお絵かきも終わり、←1300近く描いた!

扉ページもあっという間に終わり、←結構気にいった扉になった。

後はフォト講座と ←文章書くの苦手なんだよね。

ウミウシの探し方 ←前のはあまりよくない事も書いたので反省。

の書き直しで、ウミウシ改訂版の編集は終わりとなるわけ。←先がものすごーく見えてきた。

そうそう、ウミウシ写真も撮り直しがいくつか。←小野にぃにぃ、意外と厳しくって。

どうしても撮り直したかったタツナミガイ。←同業者の仲〇くんが見つけてくれた。

最後の最後のこの子かいって感じ。←仲〇くんありがとね♪

こんな感じで終わるのもいいかもね。←多分しばらくは絵も描かないし写真も撮らん!
それにしてもタツナミガイって・・・。←何が何だかわからんウミウシだわ。
さてさて、さーて。。←次は何しよっ!←いやいやその前に作文書きなさい。


騙されないもんね♪

最近ナズマドにニセクロスジギンポがよく見られる。

ホンソメワケベラに擬態するニセクロスジギンポ。あまりにもそっくりなため、クリーニングを求めやって来る魚は後を絶たない。
狙うはやって来た魚の皮膚。ウロコ事かじり取るからたまったものではない。

気持ち良い思いが一点激痛となるわけだ。騙される魚が悪いのか。いや絶対騙されるって。

だって人間だって騙されるんだから。まじそっくりだから。

そのニセクロスジギンポ。数が多いせいか、ホンソメワケベラの幼魚化ける奴も出てきてしまった。

こちらの方がもっとそっくりなので、多分みんなホンソメワケベラの幼魚と思ってるだろうね。

でも私は騙されません。その決定的な写真がこちら。

 


ヒレ広げたら、やっぱりギンポだね。

 


TGを使ってみる

長年コンデジはキャノンのS100を使っていたけど、ハウジングが大分傷んできて水没気味。
まぁオーバーホールに出せばよいのだが、この際だからTGを使ってみよう思い立ったのである。

まずはTG4から。

まぁ撮れるは撮れるんだけど、条件によってはなかなか適正の露出を求めてくれないこともあるんだな。

とりあえずしばらくはいろいろと試してみようと!
それにしてもマクロ撮影はずば抜けてよいかも。

 


眼のトレーニング

連休は海は大荒れで、湾内の神湊のみとなる。

透明度5m、最大水深6m、水底はドロドロの泥質帯。

八丈島の海とは思えない環境である。

でもここは、羊のようなウミウシの宝庫である。

一体どれだけいるのであろうか。テングモウミウシ、ネオンモウミウシ、クサイロモウミウシ、ウサギモウミウシ。

一か所に30匹くらい集まっているところもあるほど沢山の羊くんが見られる。

とは言っても2mmから大きくても8mmくらいかな。もちろんその大きさなので肉眼で種の確認は無理だね。
眼のトレーニングにはよいかも。。